岡山の家庭医の読書・勉強ブログ

岡山の家庭医のブログです。総合診療や家庭医療、哲学、ビジネス、いろいろ。

哲学

知れば知るほど、世界は白黒つけられないことばかりなんだと実感する。

ここ最近、「患者中心の医療の方法」第3版の翻訳書を用いた読書会に参加しています。 患者中心の医療の方法 原著第3版 作者:Moira Stewart,Judith Belle Brown,W Wayne Weston,Ian R McWhinney,Carol L McWilliam,Thomas R Freeman 羊土社 Amazon そのうちの…

誤配のこととか、連載することになったこととか。

ここ数日、書くことに関する書籍をいくつか読んでました。 「ライティングの哲学」では、書くことの苦しさとともに、気軽に書くことの重要性も語られておりました。あと昨日読み終わった「すべてはノートからはじまる」は、書くこと、特に記録をとることの効…

医療の文脈でみた実存主義と構造主義(「14歳からの哲学入門」)

14歳からの哲学入門 14歳からの哲学入門 「今」を生きるためのテキスト 作者:飲茶 二見書房 Amazon 「史上最強の哲学入門」の飲茶さんの著書。 合理主義→実存主義→構造主義→ポスト構造主義、そしてこれからの哲学について、わかり易くまとまってます。 実存…

【講演記録】平野啓一郎さんのオンライン講演に参加してきました【分人主義】

【平野啓一郎さんのオンライン講演に参加しました】「第21回日本死の臨床研究会中国・四国支部大会/第26回鳥取緩和ケア研究会 in鳥取」の午後の部、平野啓一郎さんのオンライン講演に参加してきました。 平野さんは「マチネの終わりに」などの小説でご高名…

「分人」を知っておくことで、ひとに優しくなれる

今回とりあげる書籍は、 平野啓一郎さんの『私とは何か 「個人」から「分人」へ』。 私とは何か 「個人」から「分人」へ (講談社現代新書) 作者:平野啓一郎 発売日: 2012/12/17 メディア: Kindle版 平野啓一郎さんは、『マチネの終わり』になどで有名な小説…

ジェネラリストであれ。(読書記録:「RANGE 知識の「幅」が最強の武器になる」)

読書記録。 本屋の一角に平積みされており、 「人生で成功するのは「スペシャリスト」よりも「ゼネラリスト」だ!」 という帯をみて思わず購入。 さっと通読できたので忘れないうちにアウトプットしておく。 RANGE(レンジ) 知識の「幅」が最強の武器になる…

教養ってなに?なぜわたしたちは学ぶのか?(「教養の書」)

「教養の書」 教養の書 (単行本) 作者:戸田山 和久 発売日: 2020/02/28 メディア: 単行本(ソフトカバー) 本屋でカバーを見かけて、内容も確認せずに買った本。 装丁がかっこよかったのと、タイトルに惹かれてジャケ買い。 大学教授である著者がこれから大…

あなたは他人の人生を生きていませんか (読書記録:生の短さについて)

読書記録。 今回はギリシャの哲学者・セネカの「生の短さについて」です。 「生の短さについて」と訳されているものや、「人生の短さについて」と訳されているものもあったりします。 生の短さについて 他2篇 (岩波文庫) 作者:セネカ 発売日: 2010/03/17 メ…