読書記録。
『さみしい夜にはペンを持て』
日記を書くことは、未来の自分という読者に向けて、自分の経験や考え・思いを言葉にして記すこと。「書くこと」が苦手なのではなく、考えや思いを表現する言葉をみつけるのが面倒なだけだと、筆者は語る。
ネガティブな思いも、「◯◯のとき、私は■■のように思った」といったように、一歩ひいた目線から記録しておく。思ったことを今記録するのではなく、あの時の自分がどう思ったのか、あとから振り返って書くことがコツとのこと。その他にも、日記を書くコツが散りばめられています。
家庭医療専門研修のポートフォリオ作成にあたって、事例の記録をつけたりすることも多いですが、その場ですぐに記録するよりも、少し経ってから振り返りながら記録した方が、その時の自分の感情は振り返りやすいのかもしれません。
この本を読む前から、ぼくも昨年9月から日記(のようなもの)をつけていましたが、日記というよりは行動記録、日誌のようなものでした。言葉を探すのを面倒くさがらずに、自分と向き合える大切な時間だと思って、日記を続けようと思います。
素敵なイラストがたくさんあって、うちの娘も興味津々。
おすすめです。