読書記録。
今回は阿部謹也さんの「『教養』とは何か」です。
前回こちらの記事を投稿した後、フェイスブックのコメントで教えてもらいました。
巷では空前の「教養」ブームでありますが、改めて教養とはなにか、教養があるとはなにか、考えさせられる本でした。
自分一人で身につけて、自分ひとりで完結してしまっている知識は教養とは言えず、人と人との関係の中で自分自身の立ち位置を認識して、そして周りの人たちに影響してより良い方向に導いていこうとする姿勢やその状態のことを、「教養がある」と言います。
単なる物知りや自己満足の知識は、教養ではないってことですね。
社会の中に活かしてこその教養。人が社会的な生き物であることを再認識して、真の意味での教養を身に着けていくべし。
★この本の1枚スライドまとめ★
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