岡山の家庭医の読書・勉強ブログ

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2023/08/20 大阪2日目、生きる意味ってなんだろうって考える

2023/08/20


適々斎塾2日目。昨日の疲れが残っているものの、今日は今日で楽しみ。朝は6時40分に自然に目がさめて、すぐに着替えと歯磨きをして準備して、パソコンやらをカバンに詰め込んで、ホテルの部屋をでて朝食会場にいった。ホテル全体に清潔感があるので、もちろん朝食会場もきれいである。ビュッフェスタイルで自分のすきなものを選んでとることができる。僕は和食が好きだから、必ず味噌汁は確保する。できれば白米。野菜はおひたし系が好き。魚はサバの塩焼き。これまた味がいい。

 

今日はぼくが登壇する日。朝から事例提示。いわゆる複雑困難事例を提示して、ケアマネージャーさんらも混ざってグループディスカッションをして、会場内から色々意見をだしてもらい、雨森先生にコメント・解説をいただけるという、贅沢時間だった。「家庭医療学、おもろいよ!」「家庭医療って魅力的でしょ!」みたいなメッセージを伝えたいというのが裏テーマだったので、それが少しは伝わったかな。

 

その後の三澤先生の思春期のケアのセッション。「生きる意味って何?」って子どもにきかれたら、自分も困ってしまうな・・・。意味などないとか言いがちだけれど、それはそれで違う気もしたり。正解はたしかにないけれど、それぞれに意味が見いだせるようになっていくような生き方、人生があるんじゃないかなとも思ったり。「一緒に探していこう」、とか言ってみたらどうだろうか。こういうとき、本とか映画とか紹介したらいいんだろうな。言葉で伝えられなくても、物語から感じてもらえる部分はあるんじゃなかろうか。

 

午後は診断推論のセッション。なかなかいい具合に臨床推論することができて、ちょっと自信になったかもしれない。まぁあくまでカンファレンスはカンファレンスにすぎないところもあるので、現場の時間経過の流れでどう考えていけるかとはまた違ったものではあるだろうし。

 

帰りのバス。隣の乗客が脚を広げて、肩を広げて座っているので、文字通り肩身の狭い状態で3時間かかった・・・。これで体力をもってかれてしまった感がある。バスの座席間隔はなんとかならないものだろうか。とりあえず、津山に無事到着。明日も仕事なので、できるだけ早めに休もう。