読書メモ✍
石井光太「ルポ 誰が国語力を殺すのか」
p22より引用
・文科省の定義によれば、国語力とは「考える力」「感じる力」「想像する力」「表す力」の四つの中核からなる能力としている。
・まず、習得しなければならないのが、あらゆることの基盤となる語彙力である。
・物事を細部まで感じ取るためには、豊富な言葉が必要だ。
・多彩な表現をすることで感情をグラデーション化させる。それにより、自分の感情や、相手の心の機敏を近くできるようになる。
→ 「感情のグラデーション」という表現に膝を打ちました。言葉ですべては表現できないものの、いかにして微妙なニュアンスを表現できるかどうか、表現できる言葉がなければそのニュアンスを感じ取ることもできない。この本を読んでいると、これまで避けてしまっていた文学作品に触れてみたいと思うようになってきました。
ルポ 誰が国語力を殺すのか
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