岡山の家庭医の読書・勉強ブログ

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幸せについて本気出して考えてみた

前回投稿からちょっと時間が空きました。

今日は思うがままにどんどんと文章を書いてみました。

まとまりのない文章になりましたが、思いの丈をばーっとかけたので、ちょっとすっきり。

 

 

YESマン

最近、と言ってももう1年半近く経とうとしていますが、割と忙しくしております。

あまり忙しい忙しいと書いていると、なんだか本当に自分が追い詰められているような気がしてきますね(同情してほしいとか、忙しいアピールとかじゃないです)。

私以上に忙しい方なんて世の中に五万といるかと思いますが、他人と比べてもしょうがない。私のキャパシティにとっては、かなりしんどい。

 

 

これはもうず〜〜〜っと前から言っていることで、以前にも記事に書きましたが、とにかく私はYESマンなのです。本当につい最近まで、なんでもかんでもYESと返事してしまっていました。

yktyy.hatenablog.com

 

その結果、同時進行するタスクがどんどん、どんどんと増えていき・・・。

 

なにかと依頼があったりすると、「お!声がかかった!うれしい!ちょっと忙しいけれど、まぁ気合でなんとかなるでしょ!」と、全てに手を挙げていたのですが、ちょっと疲れてきました。

 

 

 

価値観

そんな中、最近やっと断る勇気を少しずつ持てるようになってきました。YESと答える前に、少なくとも一呼吸おいて考える。

頭ではわかっているつもりでも、これが意外と難しかった。それがどうして今になってやっとできるようになってきたのか?

 

それは、自分の大切にしたい価値観が見えてきたからなのでは、と思っています。

私の価値観、いろいろな選択のなかで一番根底にあるもの、大切にしたいもの、

それは自由でした(ちょっと中二病っぽい)。

 

まぁそりゃみんな自由でいたいでしょ、とツッコミがとんできそうですが、自分にとってはより一層この自由が大切であるように感じています。

正直、総合診療の道に進んだ理由の根底には、この自由があったんだなと腑に落ちました。

選択の自由。裁量権を持って、自分が選択する。

 

 

他人からの評価に生きない

そういった価値観があるはずなのに、どうしてYESマンでいつづけていたのか。それはやはり他人に嫌われること、他人の目を気にしすぎてしまう自分がいたからだと思います。

自分の価値の評価を、他人の評価軸に預けてしまっていたのです。

そして他人の評価軸は、自分ではコントロールできるものではありません。

 

何事もグラデーションではありますので、多少は他人からの評価を気にしながらも、自分自身での評価にもう少し軸をずらせるようにしていけるようにしたいです。相対評価から絶対評価へすこしずつシフトする。

 

とにかく、自由であることを大切にしたいはずなのにYESマンになって自分の自由をどんどん蝕んでいたことからの卒業です。

 

本当にそのタスクは私がするべきなのか?私が本当に自分の中でやりたいと思えることなのか?そういったことを一呼吸おいて考える。それが重要です。

 

「イシューからはじめよ」でいうところの、自分が取り組むべきイシューを見極めることにほかなりませんね。

決して「犬の道」を歩んではならない。 

 

 

 

・・・

この数ヶ月、本当にこのままでいいんだろうか?と少し立ち止まって考えていました。

自分にとっての幸せとは?」みたいなところから始まって、どんな状態が自分にとって幸せなのか、そこから考えることの大切さを学びました。

そして実際、この数ヶ月にいろいろと考えていく中で、将来の目標も方向性も少し変化してきた部分もあり、ちょっとモチベーションも湧いてきました。

 

もっと人生に余白があればいいのになと思う、今日このごろです。

 

サバンナ 高橋茂雄と犬井ヒロシ | 悪夢